ぶーにゃんを引き取りに東京へ

飼い主さんと細かな打ち合わせをしつつ、まずは3Fのアトリエのスペースをぶーにゃん専用のフロアにすべくリフォーム(`・ω・´)

まずは扉のある屋根裏部屋の床にタイルマットを敷き詰めました。ぶーにゃんは色んな所でオシッコをするらしく、その被害はノートパソコンの上にされたりと友人もかなり困ってたのでもうオシッコはしょうがない物と割り切りトイレ以外でされた時はそこのマットだけ剥がしてすぐ入れ替えて洗濯出来る様に。

後は爪とぎやベッドやキャットタワーを設置して余ってたテレビを置いてエンドレス岩合光昭さんの世界ネコ歩き上映でもしようかなと笑。お互いの都合の良い日が11/24だったので東京に向かいました。

でもその日は何十年ぶりかの11月に関東で雪が振ってニュースになった日。何もこんな大事な日に狙い撃ちで雪が振らなくても…w

午前中に友人宅に着いてネットでの付き合いは長かったけど初めて会う割には違和感なくスムーズにお邪魔しました。まだ小さい娘さんが元気良く暴れまわる中2Fに案内されると寝室におりました…!

見て下さいこの不信感いっぱいの顔を(;`ω´)

日頃知らない人の出入りがほとんど無い中、初めて来た知らない匂いの奴が自分のテリトリーに入って来た!なんだこいつは…。って所でしょうか。

私も長い事ネット上で写真でしか見たこと無かったので、有名人に実際会った時みたいな「お、おう…本物だ」という感想です。

私が近づこうとすると凄い顔で猛ダッシュで反対方向に。

友人が抱き上げて無理やり私の膝の上に乗せた時はこの世の地獄みたいな形相で大暴れして走り去りました。で、私はこの子を連れて大阪に帰って一緒に暮らし始める訳ですが、そのビジョンが全く湧きません'`,、('∀`) '`,、

こんな敵対心いっぱいのネコちゃんを・・・某ゲームで例えると、光杖HQ背負ってタブナジアタコス食べてCHR全開の装備であやつるやったら赤ネームになったクアール状態。

もしくはOseで最初からあやつれない設定じゃねーのかと思う位の不信感。

リビングに来ても赤ネーム全開でこちらの様子を伺ってます( ´ゝ`)

うーむ・・・これは時間がかかりそうだな・・・。

でも大阪に連れて帰ってから近くの動物病院にまず寄って今かかってる動物病院から頂いた診断書を渡して今の状態を診て貰ってから自宅に連れて帰る予定なので、長くても友人の家には2時間しか居られません。

加えてぶーにゃんは敵対心全開ですが、何故か娘さんには気に入られてヘンなあだ名まで付けられて私の膝の上でタブレットでマインクラフトで遊び出す始末(;`д´)

あっるぇ!?今日連れて帰るのは娘さんでは無くてぶーにゃんなんですけどぉ!

結局2時間のうち9割ほど娘さんと遊ぶという失態を演じた私はとりあえずぶーにゃんと友人との写真を何枚か撮らせて貰って(後でフォトフレームに入れて贈るので)友人にぶーにゃんを強制的にキャリーケースにしまっちゃうおじさんして貰ってお家を後にしたのでした。

何かバタバタしたお別れで、これで本当に良かったのか、ぶーにゃんはこの後幸せに暮らしていけるのか不安渦巻く雪の中駅に向かってそのまま品川駅に到着しました。

ペットはは手荷物扱いになるので、改札通った後に横の精算所で280円くらいの手回り品のタグを買ってそれをキャリーケースにくくりつけます。

新幹線の11号車には多目的ルームや大きい個室のトイレがあるので何かと便利なので11号車付近の席を取ったんですが、結構混んでいてしかも車内が暑いです。

キャリーケースのメッシュの所も湿ってたので、ぶーにゃんは脱水症状を起こさない様に午前中に点滴と酔い止めをやって貰っていたけど、膝の上にキャリーケースを置いて上着で周りが見えない様にしてキャリーケースのメッシュの上の目隠し布を取って風通し良くしていました。

それでも膝の上からでもぶーにゃんの今の環境が暑いのは良くわかったので、多目的ルームに向かったんだけど運悪く品川から大阪までずっと使用中だったので、ちょくちょく個室のトイレでおむつ替えシートの所にキャリーケースを置いて中の様子を見たり、ちゅーるを隙間から入れてたんだけど食べてはくれません。

(´・ω・`)ずっとこんな顔でキャリーケースの中で伏せ状態です。

早く安心出来る静かな場所に移動させたい・・・。

友人の家を出てから3時間弱。新大阪に着いて乗り換えて千里中央へ。

そこから一駅でココら辺でも一番大きくて評判も良いルカ動物医療センターがあります。

自宅周辺の動物病院は事前に10ヶ所ほど自分の足で歩いて環境や経路の静かさや交通量などを何度も視察してたんだけど、ルカ動物医療センターが一番きれいで大きくて評判も良かったのでココにしました。事前に連絡を入れてこういった場合どうすれば良いか聞いておいてたけど、千里中央に着いた時点で一度お電話を入れてたのでそのまま向かいました。

病院に着いてすぐ先生に診て貰えたけど、ぶーにゃんは怯えきって大人しくなってました。先生に詳しく事情も話して検査を一通りやって貰う事に。

レントゲンと心電図と腹部エコーと採血を2種類やって貰い、前の病院の診断書も踏まえて今の状態を総合的に診てもらいました。

まず、ぶーにゃんは16歳と6ヶ月!15歳って聞いてたけど、診断書にはそう書かれてたみたい。でも後で聞いたけど、ぶーにゃんは成猫になるまで野良だったらしく、自宅周辺をうろちょろしてる所から家飼いされる様になったそうなので、本当の所のぶーにゃんの歳は誰も分からないミステリアスなオスだそうです( ´_ゝ`)

で、腎臓が悪いとは聞いてましたけど、詳しく教えて貰うと左の腎臓はもう機能してなくて萎縮してるそうです。それを補うために右の腎臓が頑張ってるのでその分肥大し通常の2倍位の大きさになってるとの事。

病名としてはネコに良くある慢性腎不全になるんですが、ステージで言うと初期の1から末期の5で言う所の3-4の辺りだそうです。大体右片方の腎機能が25%〜33%残ってる位でしょうか。

加えて胆嚢にレントゲンで見ても良く分かる大きな結石があるんですけど、手術で取り除くにはこの病院は内視鏡手術を主にやってくれますが全身麻酔が必要なので、高齢なのと必要性を考えると今の所は放って置いて大丈夫だそうです。

心電図の方は心音も綺麗でぶーにゃんの心臓は今の所全く問題なし!

血液検査の方は腎臓が悪いのがBUNとCREの値からも分かります。前の病院の診断書には肝臓も悪いとの報告があったけど、こちらの病院の検査だと肝臓の数値自体は特に悪く無いそうなので様子見に。後は血圧が若干高いって所でしょうか。

取り敢えず週一回の点滴を軸に様子を見ていきましょうという事で今日は自宅に連れて帰っても大丈夫だと言う言葉も頂けたので自宅に戻りました。

3Fのぶーにゃん専用の部屋に連れて行って、暑すぎず寒くも無い適温と湿度にしておいて貰ってたので、そこにまずはキャリーケースを解放してドアを閉めてぶーにゃんにここは安全だと認識して貰った上で自発的に出て貰おうと20分ほど離れておきました。

20分後様子を見に行くと、ぶーにゃんはキャリーケースに入ったままでした(;`ω´)

うーん相当警戒されてるな・・・。しょうがないのでケースを横にしてそのまま出れる様にしてしばらく静かにしておきました。

30分後に様子を観に行くと、ネコトンネルの裏に丸まって隠れていました。トイレには友人宅で頂いた使用してた猫砂の一部を既に撒いておいたので、ニオイは付いてるからここでやってくれると助かるんだけど・・・。

取り敢えず今日は私もこの部屋で寝る事にして、頂いた今まで使ってた器にお水と今まで食べてた餌も入れて夜を過ごす事にしました。

ココからぶーにゃんが慣れてくれるまで数日忍耐とお祈りの日々が始まるのであった…!

(つづく)


ぶーログ。

2016年の年末に友人より引き受けた当時16歳半のぶーにゃん。 高齢の猫はみんな腎臓の状態が悪くなり次第に元気が無くなるのがニャンコのさだめ。 でもせっかくうちに来てくれたんだから、出来るだけ長くそして快適に楽しく過ごして欲しい。 そんな飼い主の願いが篭ったブログです。

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